自立学習館では、定期的に保護者との懇談を行います。こちらからは、生徒の学習の様子を報告したり、これからの学習プランを話します。一方、保護者(主に、お母さん)の心配事に関しても、私の方で傾聴を心がけています。
傾聴とは、相手の言いたいことを、共感しながら聴くことです。話してもらうことで、頭の中が整理され、冷静に状況を分析できて、悩みが無くなる(または、小さくなるよう)効果があります。
自立学習館は少人数制なので、授業中でも生徒に対してきめ細かい指導ができます。それは保護者の方に対しても同様です。生徒の数が多くないので、一人一人の保護者との懇談に、たくさんの時間が取れます。懇談時間は30分から60分です。その中で、子供の教育に関する悩みを傾聴します。
「子供を必要以上に叱ってしまうこと」「テストを見て褒めるつもりが、間違いに目が行ってしまい、逆に注意してしまったこと」「子供の自立を促すために、『勉強しなさい』と言わないように決めたが、なかなか勉強しない子供に対して、イライラしてしまったこと」等、お母さんたちはそれぞれに悩みを抱えています。
共感しながら話しを聴いていくと、お母さんに満足感が生まれます。こちらからアドバイスをしなくても、いい解決策が思い浮かぶときもありますし、また話ができただけでも充実感を持ってもらえます。
もちろん、アドバイスを塾に求められれば、いろいろな話(提案)をしますが、まずは傾聴からと考えています。学校の先生には相談しにくいことも、懇談では話してもらえます。塾を上手に活用してもらっています。
傾聴を、塾だけでなく外部の人にも行なって、みんなの役に立てればと最近考えています。
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