2016.05.17 Tuesday
意味を考えると覚えられた!
新中1生のAくんは、
学校の授業で昔の月の読み方を教わりました。
睦月(1月)から師走(12月)まで覚えているかの口頭テストもあったそうです。
残念ながらテストで、いくつか思い出せませんでした。
全部言えて合格です。
その日のテストでは不合格で、次回の授業のときに再テストすることになりました。
塾でその話を聞いた私は、
「じゃ、今から覚えなおそう」と授業を「覚え方講座」に変更しました。
まず、最初にA君に言ってもらいます。
「むつき・きさらぎ・やよい・うづき・さつき」と順調に進むのですが、
水無月(みなづき:6月)でつまづきます。
「みなづき」というひびきが覚えにくいようでした。
その後は「長月(ながつき:9月)」「霜月(しもつき:11月)」あたりもあやふやです。
どうやって覚えたのかな?と質問すると、
「何回も繰り返して言っている」とのこと。
呪文のようにぶつぶつと言っていたようです。(多くの人がそうすると思います)
一般的な暗記法ですが、覚えてもすぐに忘れてしまうことも多いのではないでしょうか。
そこでAくんにアドバイスです。
「覚えにくいところは、イメージしたり、意味を考えて覚えると、思い出しやすくなるよ、一緒に工夫してみよう」
「みなづき」は漢字で書くと「水が無い月」です。
でも6月は梅雨でたくさん雨が降るイメージです。
Aくんには「雨がたくさ降るのに水無月」と覚えてもらいます。
そのときに目をつぶって「雨がたくさん降っている場面」イメージしてもらいながら覚えるのです。
イメージに言葉を結び付けます。
長月(9月)は、秋になって夜がだんだん長くなる月と覚えようと提案。
秋の夜長をAくんなりにイメージしてもらいました。
霜月(11月)は寒くなって霜が降りる月だと説明します。
11月ころから寒くなるなと、Aくんも実感できます。
水無月=雨が多いけど、水がない(ま逆のイメージ!)
長月=夜が長くなる
霜月=霜が降りるほど寒い
と理解し、そのイメージと言葉を結びつけることで記憶の定着をはかります。
イメージした後、睦月から師走まで言ってもらいます。
今まであやふやだったところで、つまづいたときに、
「雨がふるけど・・・」
「夏が終わって、日が短くなって・・・」
「10月の後、寒くなってきて・・・」
とヒントを出すと、「あ!水無月!!」「長月!!」「霜月!!」と嬉しそうにこたえてくれました。
数回繰り返すと12ヶ月すらすらと言えるようになりました。
今日の授業の感想に
「いろいろ意味とか考えれば、月の名前が言えたので良かったです!」
と書いてくれました。
好きなこと、興味のあることは、苦労しなくて自然に覚えられますが、苦手意識のあるものはなかなか、記憶できません。なかなか「思い出すこと」ができません。
そこで、「思い出す」ための「きっかけ」を作っておけば楽に記憶できます。丸暗記ではなく、印象に残るイメージ記憶が、勉強を楽しく進めるコツです。
自立学習館では、こういった方法を使えるように指導をしていきます。
授業前に、「記憶術ゲーム」をして、楽しみながら頭を鍛えています。
イメージ記憶を使う練習使って、記憶名人になりませんか?
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☆時間割・料金
☆教室地図
学校の授業で昔の月の読み方を教わりました。
睦月(1月)から師走(12月)まで覚えているかの口頭テストもあったそうです。
残念ながらテストで、いくつか思い出せませんでした。
全部言えて合格です。
その日のテストでは不合格で、次回の授業のときに再テストすることになりました。
塾でその話を聞いた私は、
「じゃ、今から覚えなおそう」と授業を「覚え方講座」に変更しました。
まず、最初にA君に言ってもらいます。
「むつき・きさらぎ・やよい・うづき・さつき」と順調に進むのですが、
水無月(みなづき:6月)でつまづきます。
「みなづき」というひびきが覚えにくいようでした。
その後は「長月(ながつき:9月)」「霜月(しもつき:11月)」あたりもあやふやです。
どうやって覚えたのかな?と質問すると、
「何回も繰り返して言っている」とのこと。
呪文のようにぶつぶつと言っていたようです。(多くの人がそうすると思います)
一般的な暗記法ですが、覚えてもすぐに忘れてしまうことも多いのではないでしょうか。
そこでAくんにアドバイスです。
「覚えにくいところは、イメージしたり、意味を考えて覚えると、思い出しやすくなるよ、一緒に工夫してみよう」
「みなづき」は漢字で書くと「水が無い月」です。
でも6月は梅雨でたくさん雨が降るイメージです。
Aくんには「雨がたくさ降るのに水無月」と覚えてもらいます。
そのときに目をつぶって「雨がたくさん降っている場面」イメージしてもらいながら覚えるのです。
イメージに言葉を結び付けます。
長月(9月)は、秋になって夜がだんだん長くなる月と覚えようと提案。
秋の夜長をAくんなりにイメージしてもらいました。
霜月(11月)は寒くなって霜が降りる月だと説明します。
11月ころから寒くなるなと、Aくんも実感できます。
水無月=雨が多いけど、水がない(ま逆のイメージ!)
長月=夜が長くなる
霜月=霜が降りるほど寒い
と理解し、そのイメージと言葉を結びつけることで記憶の定着をはかります。
イメージした後、睦月から師走まで言ってもらいます。
今まであやふやだったところで、つまづいたときに、
「雨がふるけど・・・」
「夏が終わって、日が短くなって・・・」
「10月の後、寒くなってきて・・・」
とヒントを出すと、「あ!水無月!!」「長月!!」「霜月!!」と嬉しそうにこたえてくれました。
数回繰り返すと12ヶ月すらすらと言えるようになりました。
今日の授業の感想に
「いろいろ意味とか考えれば、月の名前が言えたので良かったです!」
と書いてくれました。
好きなこと、興味のあることは、苦労しなくて自然に覚えられますが、苦手意識のあるものはなかなか、記憶できません。なかなか「思い出すこと」ができません。
そこで、「思い出す」ための「きっかけ」を作っておけば楽に記憶できます。丸暗記ではなく、印象に残るイメージ記憶が、勉強を楽しく進めるコツです。
自立学習館では、こういった方法を使えるように指導をしていきます。
授業前に、「記憶術ゲーム」をして、楽しみながら頭を鍛えています。
イメージ記憶を使う練習使って、記憶名人になりませんか?
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